簡結子のブログ

陰謀論、都市伝説、映画。

ケネディ家(ジョセフ・P・ケネディ)JFKのパパ

これはJFKの父ジョセフ

ジョーのビジネス


ジョーは株式市場、不動産・動産投資によって莫大な富を築き彼自身が一から立ち上げた事業というのはほとんどないが相場の機を見るに敏で、絶高のタイミングで資産の売買を行った。今の基準で言えば完全にインサイダー取引にあたるものも多く、内部情報の取得の仕方にも問題があった。その彼が後に証券取引委員会(SEC)の初代委員長に任命されたことで多くの非難が巻き起こることになる。ジョーはこの頃、

サム・ジアンカ―ナ

フランク・コステロ

といったマフィアのボスたちと組んで仕事をしたという。具体的には
「ベアー・レイド」と呼ばれる
株価操作を行った結果、1929年の大暴落の引き金をひいた
とも言われる。さらにジョーがマフィアと組んで酒類の密輸も行っているという噂も絶えなかった。1957年にフォーチュン誌が「アメリカの大富豪リスト」を初めて発表したとき、ジョーは9位から16位の間に位置するとみられていた。


ここで出てきた

サム・ジアンカーナ




(シカゴのフィア)がケネディ暗殺を計画しました

JFKはなぜ殺されたのか

まずサム・ジアンカーナは父の商売仲間にして、軍産複合体の手先として彼らとも繋がっている、この男はケネディのデタントが成功するとソ連との関係が緩和、軍需停滞を恐れた軍産複合体の人間とジアンカーナがCIAから受けていた武器の横流しの仕事を引き受けていたにもかかわらず、JFKからの命令でFBIがジアンカーナの麻薬密輸取り締まりを強化しビジネスを潰した。
また、ジアンカーナは、CIAの依頼を受けてキューバのフィデル・カストロ首相の暗殺計画にも加わっていた。

ジアンカーナとJFKには共通の
キャンベルという共通の情婦がいた、キャンベルを通じてケネディは票集めの資金を彼のもとに運んでいたといわれている。
大統領戦の予備選ではケネディは選挙不正を行う過程でマフィアに対して借りを作ったため、ジアンカーナなどマフィアのボスたちは「ケネディが大統領になれば、アメリカを裏から操れる」という野望を持っていた。ジアンカーナは大統領選でもケネディの不正に手を貸した。イリノイ州の票を開票する保安官を買収してケネディを勝たせたという事実が明らかになっている。


まとめ

JFKはパパのダチのマフィアを利用して選挙に勝ったのにその恩を仇(ジアンカーナの麻薬密輸取り締まりを強化など)で返し、周りに多く敵(CIA、マフィア、利害関係者)を作り過ぎたツケが回ってきた。政治家一家の宿命なのかもしれない。リー・ハーヴェイ・オズワルド(暗殺の実行犯)はジアンカーナのマフィアの構成員である。